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結婚関連の仕事や趣味、副業のことなど書いています。

足の不自由なお父さんと一緒にバージンロード&2度のお色直しで花嫁も観客も感動!

私の友人の結婚式のお話です。
大学の友人なのですが、本人は親のおさがりのBMに乗っており、洋服の買い物大好き、着ているお洋服も良いもの、親がマンション経営をしているためその部屋の1室を借りて一人暮らししていたので(実家から大学に通っても片道1時間ちょっとなので通えない距離ではないにも関わらず)相当お金持ちのお嬢様なんだなという印象ではありました。

しかし、それが鼻につくような子ではなく、天真爛漫で、とても素直で性格の良い子だったので、友達も多かったし、私も付き合っていてとても楽しい子でした。

そんな彼女の結婚式、どんな豪勢な式になるのやら・・・と楽しみにしていました!

式場は、庭は和風、式場内は洋装でも和装でもいけるような所でしたので、おそらく洋服好きなあの子の事だから、最初は庭で和装白無垢→お色直しの和装もしくは白のウェディング→カラーウエディングドレスのように3衣装くらい着そうだなあと思っていたら予感は的中でした!

ただ、以前から会話の中で、お父さんが脳梗塞になり後遺症で歩くのが少し不自由だという話を伺っていました。
そして、式の準備段階の時点で、お父さんはこの姿を見せたくないから娘と歩くことを拒否しているという話も伺っていたのでそれだけが気がかりだったのです。

式当日、楽しみ90%、お父さんの不安10%で出席したところ、なんと、登場した白無垢姿の花嫁の横には杖をついたお父さんが!!!
以前から話を聞いていて悩んでいるのを知っていた分、それを見ただけで涙がこみあげてきました。のちの披露宴の両親への手紙でもそのことについて触れ、一緒に歩いてくれてありがとうと感謝を述べていました。
後日聞いたところ、式前日まで悩んでいたそうですが、お母さんから説得があり、歩くことを決心したそうです。

これを見た瞬間、不安の10%は吹き飛び、残りの式と披露宴を100%楽しむ事ができました。

さすが、お料理のもてなしも、これまでに出た式の中で一番、量が多かったというかデザートが沢山で本当に美味しかったです。きっと一番グレードの良いものを選んでくれたんだろうという気がしました。

そして楽しみにしていたお色直しですが、予想通り、白無垢→披露宴で白のウェディングで登場→お色直し二回目でカラーウィディングでの登場でした。

赤いウェディングドレスが良くにあっていましたし、今まで出た結婚式はお色直しは1回だったので、2回見れるのが新鮮でした。

後に「やっぱり二回したんだね」というと「うん!後悔してないしとても楽しかった!」と晴れ晴れした様子で言っていたので、やはり一生に一度の結婚式はお金がかかっても後悔しない事が大事だと思いました。

お父さまの娘のための決心と、花嫁も観客も楽しめる2度のお色直しで、とても素敵な式だったなぁと思います。

自分も和婚で白無垢を着たいなと今は考えています。大きいホームページは今すぐ結婚する人向けみたいでつらかったので、結婚式着物マニュアルとか小さなホームページをのんびりみています。